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サラ金の過払いについて

サラ金 過払いについて                                      

サラ金 過払いについて書きます。サラ金の過払いが起きる理由はこちらをご覧下さい。過払いとは、借主のサラ金への支払いが払い過ぎになっていることです。過払いになっている場合には、サラ金に対して払い過ぎになっている部分の返還請求ができます。サラ金との取引期間が長い場合、過払いとなっていることがよくあります。 過払金の有無や金額を算定するためには、利息制限法に基づく引き直し計算をする必要があります。そして、利息制限法に基づく引き直し計算をするためには、サラ金との間の全ての取引を把握する必要があります。借主が借入と返済についての全ての資料を持っている場合には、この資料に基づいて利息制限法に基づく引き直し計算をすることができます。しかし、借主がサラ金との間の資料を紛失していることがよくあります。この場合には、サラ金から全取引履歴を取り寄せる必要があります。サラ金には借主や借主の依頼した弁護士から全取引履歴を開示するよう求められた場合これに応じる義務があります。サラ金がこの義務に従い全取引履歴を開示してきた場合には、全取引について利息制限法に基づく引き直し計算を行って過払金額を算定します。しかし、サラ金は全取引履歴を開示しないことがあります。特に過払いになっている場合には開示しない場合がよくあります。まして、弁護士ではなく借主本人が開示請求した場合には、この傾向はいっそう顕著です。 サラ金が全取引履歴を開示しない場合には、ねばり強く開示するよう請求したり、行政処分の申立てをしたりします。それでも開示しない場合には、過払金返還請求訴訟を提起して過払金の返還を求める方法があります。

過払金返還請求訴訟は、具体的には以下のような手順で進めます
(1)借主の記憶や残っている証拠から全取引を推測します。
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(2)この取引について利息制限法に基づく引き直し計算を行い、過払金額を仮に算定します。
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(3)この仮に算定された過払金について過払金返還請求訴訟を提起します。
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(4)この裁判の中で文書提出命令を申し立てて、裁判所を通じてサラ金に全取引履歴を開示させます。
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(5)開示された全取引履歴について利息制限法に基づく引き直し計算を行い、過払金額を算定します。
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(6)裁判の請求金額をこの金額に変更して、過払金を取り戻します。 サラ金 過払い 履歴 請求

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